花咲ガニの通販(通信販売)をする際に気を付けること

北陸で体や頭を使ってモノ作り…カニ面すし、鋳物、絹織物

北陸を訪ね、それぞれの土地でしか体験できないモノ作りに挑戦した。石川・金沢で名物の香箱(こうばこ)カニを使ったすし作りを教わり、富山・高岡では錫(すず)製のぐい呑(の)みが完成。名所を見て回る旅も良いが、地元の人と交流し、思い出も作れた。昨年末にユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の登録を受けた無形文化遺産も紹介する。(武山 雅一)

 

 カニの細い脚の身は、こうすればきれいに取れるのか―。石川・金沢市のひがし茶屋街にある「金澤寿し」(TEL076・251・8869)は、地元伝統のすし作りを教えている。その中で、雌のズワイガニ「香箱ガニ」を丸ごと使った「香箱カニ面寿し体験」(税別2000円)に挑んだ。

 

 解体されたカニが出てくるので、まず器となる甲羅からミソや卵をかき出す。脚は太い部分の身は殻をむいて丁寧に取り出し、細いものはすりこぎ棒のような木の棒で端からつぶすと、身がきれいに絞り出てきた。シイタケやレンコン、錦糸卵をまぶしたすし飯を甲羅に敷き、カニミソや卵、細かい身を載せてから最後に太い身とはさみを飾って完成。店長の周田まゆさんに「子供の頃から作って食べてきた郷土料理を広めてください」と頼まれた。

 

 富山・高岡市の「HAN BUN KO」(TEL0766・91・8380)では鋳物作りを楽しめる。「錫のぐい呑みをつくろう」のコースは税別4000円。木枠にルトロンサンドというきめ細かい土と原型を詰め、270度に熱した錫を流し入れる。約5分後、土を取り除き、原型を外すと、鈍い色のぐい呑みが現れた。指導した東海裕慎さんは「店名は、作り手と使い手の思いを共有する意味を込めています」と説明した。

 

 絹織物も自作できる。富山・南砺市の「じょうはな織館」(TEL0763・62・8880)では、高機(たかばた)という足踏み式手織り機でショールやコースターを作れる。民話「鶴の恩返し」さながらに縦糸と横糸を織り込む。「織物ができる施設をやっと見つけた、というお客様もいました」と職員の仁保文佳さん。卓上機コースもあり、30分1100円から5時間8200円まで、作りたい物に合わせて選べる。

 

 名所を観光したり名物を食べたりするだけでなく、地域の人と交流し、体や頭を使って思い出を作る。そんな旅行も忘れられないに違いない。

 

2017年1月24日14時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/hobby/etc/20170124-OHT1T50019.html